Six-Wheels OTG!:Think Threshold別館

購入した折りたたみ自転車+自動車の6輪生活。思考(妄想)・試行・カスタム・お出かけを記録していきます。

チャリにもレコーダーは必要なご時世ですね。。。(Crosstour CT9500俺的レビュー)

ドライブレコーダーが必要なのは車だけではないですね。

ということで、自転車でも前方の走行動画を録画できるようにするべく、中華アクションカムを導入しました。

 

 

 

●自転車にも前方録画必要だな??

昨今逆走チャリが問題視されるご時世ですが、先日見事に車道に飛び出してきた逆走チャリに接触されて転倒したため、これは必要だなと思い購入を決意。

最初はハンドルに付ける自転車用ドライブレコーダーも考えましたが、ハンドルバーの空きスペースが少なめなのと、お値段がそこそこするものばかりだったので、他の手段を考えることに。

 

●GoPro? いえいえ。録画する”だけ”なら中華格安アクションカメラという選択肢もあります

 色々とAmazonの奥地を探索していると、「中華アクションカメラ」なるジャンルがあることに気づきました。

アクションカメラの雄は当然そのジャンルを切り開いたGoProなわけですが、Hero9では下手なエントリーミラーレスが買えるくらいのお値段です。

現時点で一万回のグレードであるHero7でも3万。

 

チャリの前方録画という、画質をそこまで求めない目的には明らかにオーバースペックのため、どうするかなーと見ていたら、桁が文字通り違う中華アクションカメラを発見。

 今は少し値上がりしていますが、2020年末に購入したときには7980円+1000円割引クーポンが配布されていました。

7000円で4K50p録画、防水ハウジング付きなのであれば録画する”だけ”を目的にするのであれば非常にコスパが良いなと感じたのでこれに決定です。

 

上位機種であるCT9900は4K60pになりますが1万円超え、

下位機種であるCT8500は4K30P+光学手ブレがなくなり少しだけお安くなる、

という感じだったので、CT9500が一番バランスが良さそうです。

 

記録メディアはドラレコ用途でおなじみ、SanDiskの高耐久モデルをチョイス。

 

 

 

●マウントどうするかなぁ・・・そうだ、RAMでシステムを組もう。

さて、カメラが決まったのは良いですが、自転車への取り付けをどうするかが次の課題です。

ハンドルにはこのカメラすら取り付けられる空きスペースがないので、どうするかと考えを巡らせ、思いついたのがRAMマウントの活用です。

 

makoro-folding.hatenablog.jp

 スマホを2台マウントとするために、我が家にはRAMマウント一式が2セットあるわけですが、普段は1台マウントで使用している(チャリングレスするときだけ2台マウントになる)ため、こちらのマウントベーとアームを利用すればよいのでは?という事に気づきました。

今回購入したCT9500は、アクションカメラの(事実上の)デファクトスタンダードであるGoPro互換のマウントを防水ハウジングで採用しているため、それを活用できれば万事Okです。

ということで探すと・・・ありました。RAMマウントのGoProマウント用ボールヘッドです。

 こちらも併せてセットでお買い上げ。

 

 

●付属品、自転車へのマウント

到着したCT9500を早速開封

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箱には一応技適マークが付いていました。使わないので番号までは確認してませんが。。。

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御開帳。

 

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付属品が想像以上に多く、盛りだくさんです。

 

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付属品の大半がマウントパーツです。説明書にマウント方法別の必要パーツが載っているので、私のような初アクションカメラ勢にもやさしい。

 

・バッテリ

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バッテリは専用充電ホルダを使用してのUSB充電です。バッテリパックは1350mAhのものが2個付属します。(同時充電可能な充電ホルダが付属します)

バッテリ1つを充電中に流れる電流は100mA~500mAといったところです。

 

まだバッテリが新しいこともあり、現時点では1本のバッテリで1時間30分~45分程度撮影ができています。バッテリがヘタってくるとどれくらい短くなるかですね。。。

 

・自転車へのマウント

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RAMマウントを介し、愛車のDahonちゃんへマウントするとこんな感じ。

スマホ(RAMマウント)、サイコン、カメラ(RAM)、マグライト、ベル・・・

ハンドルバー、そろそろスペースが無くなりつつあります。

 

 

 ●画質、バッテリーの持ちは?実際の走行動画で確認。

実際に動画を撮影してみました。

 

・日中、超広角モード、手ブレ補正なし、4K50fps

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※モザイク処理のタイミングで設定ミスって30fpsになってしまいました。

自転車にマウントしている構造上、微小ブレが常時発生しているため全体的な解像感は低めです。停止時はそれなりの解像度がありそうですが。

走行中はFHDをアップコンバートしたような感じですが、画像自体は素直なもの。

超広角ということでもっとパースがつくかと思っていましたがそこまででもありませんでした。

 

・日中、広角モード、手ブレ補正あり、4K50fps

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今度は手ブレ補正あり。

手ブレ補正をONにすると、超広角の画角が選べなくなり、広角が最大となります。

自転車の微振動に伴うブレは軽減されていますが、搭載されている6軸(OIS?)+EISのうち、EISが悪さをするのか、上3分の1、下3分の1の画像がかなり歪んでしまっており、補正しきれていない状況となっています。

ただ、手ブレ補正なしと比較すると多少はマシかな?

 

・夜、広角モード、手ブレ補正あり、4K30fps

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ISOオート、WBオートですが、街灯がない区間は光量が足りず、ドライブレコーダーの用途として考えるとかなり厳しいものになっています。

300lm程度のマグライトを使っていますが、肉眼では十分なライトの光量でも、CT9500にはまだ足りないようです。

街灯がある区間では車両のモデルも判別できる(ナンバーは読み取れない)ため、街乗りではなんとかなりそうです。 

 

結論としては、手ブレ補正あり、広角設定、4K50fpsで使用することに。

夜は街灯のない区間を走ることは少ないため、ISOはオートで使用していこうと思います。もとより1万以下という価格を考えると十分健闘してくれていると思います。

ドライブレコーダー用としては60-70点(暗所の性能分マイナス)といったところでしょうか。

 

●同時にミラーも取り付け

 ハンドル写真にも端に写り込んでいますが、今回のカメラとセットでハンドルバーに撮る付けるタイプのミラーも取り付けました。

折りたたみ操作に問題ない角度に取り付けているため、輪行時に外す必要はありません。

 チラッと見る分には後ろを見なくて良くなったのが楽です。

車線移動は目視確認必須なので、ミラー→後ろを振り返る、という感じですが。

 

●まとめ

多少性能に不満はありますが(暗所)、最低限の機能は満たしてくれる製品が、1万円以下で手に入ることを考えたら必要十分かと思います。

付属品も多く、これを買うだけで大体の取付方式に対応できそうです。防水ケースはGoPro互換のためGoPro対応のアクセサリも使い、さらに拡張が可能で死角なし。

 

レコーダーはいざというときのお守りですが、出番が来ないように祈りつつ、安全運転で行こうと思います。