自転車に乗れるようになって30年くらい経ちますが、初めてこんな症状経験しました。
●パンク・・・ではない?
タイヤに空気を入れる際に一部が不自然に膨らんでいることを発見。
よく見たらカーカス(タイヤ側面)の一部が切れていて、そこの部分だけチューブが膨らんでいる模様。
変形はするけど荷重がかかる場所でもないし、なんでここのワイヤーが切れているんだろう・・・?と思い調査。
●どうやらサイドカットというらしい。
調べたらサイドカットと言われてる現象のようです。
リムにはケブラーやワイヤーが、トレッド面はパンクガード等で分厚くなっていますが
サイドウォールは柔軟性を持たせるためと軽量化のために薄くなっています。
ここが縁石などを斜めに乗り越える際などに切れる、ということらしいです。
直近のライドで切れるような走行をした記憶がないので、原因は謎のまま。
●このまま乗ると死ぬので交換。
このまま放置するとパンクが規定コースなので、流石にタイヤを交換します。
このタイヤ、まだ変えてからトレッドそこまですり減ってないよな。。。と思いましたが、 しっかり使っていたようで、トレッド面からもカーカスが出ていて限界のようでした。
交換するタイヤは安定のシュワルベコジャック。これで5本目の購入(笑)
いつも タイヤローテを兼ねて、後輪のタイヤを交換する際は前輪のタイヤを後輪へスライドさせるので、前後輪とも交換。
●交換したものを裏側から見てみると・・・?弱いのもの納得の薄さ。
さて、取り外したタイヤを裏側からも観察。
交差した(ラジアル)カーカス3層分しかサイドの厚みがない模様。
そりゃ1層切れただけでもチューブの内圧に耐えるのが困難になるのも納得。
●まとめ
今回はトレッド面も使い切っていたのでそのまま交換と相成りましたが、トレッド面が問題ない場合、補修を考えないといけませんでした。
何故サイドカットが起きてしまったかは謎のままとなってしまいましたが、今後はより走行ルート取りに気をつけていきたいと思います。