リアリフレクターを外している場合、テールライト点滅のみはNGだそうで。
ということでテールライトの更新をかねて、道交法違反とならない使い方になるよう新モデルを導入。
●夜に走ることが増えた
時節柄、通勤がなくなりテレワーク全盛になったため、一人でできるアクティビティとして、チャリライドの時間を大幅に増やしました。
暑くなってくると日中に走るのが大変になってくるため、夏場は特に夜走る割合が増えました。夜走る上で、実質的に自発光するテールライトは必須と思っています。
●取り付け場所が少ない折りたたみ特有の事情。
テールライトは必須ですが、折りたたみという自転車の特性上、取り付けスペースが非常に限られており、自発光式テールライトを取り付ける=反射板を取り外す、という場合が多いです。2つ装着かつ他のパーツに干渉しないようにするのはとても難しい。
しかし反射板を取り外した場合、自発光式テールライトが点滅のみのタイプは、2021年時点で道交法違反となるようです。
リアリフレクター(赤色)が付いていない自転車の場合、夜間走行時は点灯でお使いください。
道交法上、点滅は補助灯としての使用に限定し、リアリフレクター(赤色)と併用してください。
検討時点で自転車に装着していたのは点滅式だったため、更新を兼ねて点灯式へ変更しました。更新するにあたって加速度反応式テールタンプを選びます。
●購入
上記URLにもありますが、CAT EYEのTIGHT KINETICを購入しました。
単4電池2本で駆動(既存と同じなので電池が流用できる)、加速度(減速度)に反応して明るさが自動的に変化するモデルです。
着弾。
本体はかなりコンパクトです。本体下部の電源スイッチのところにある黒いパーツを回して外すと、本体を囲んでいる外装を外すことができます。
外装と本体の接合部には防水のためのゴムが取り付けられています。
また、外装のLED部はドーム型になっており、レンズの役割を担っており、LEDの光を適切な方向に放射します。
●取り付け
既存のテールライトを取り外してTIGHIT KINETICに交換。
取り付けはバンドをネジ締めしていくだけなので非常に簡単です。数分で取り付けが可能。
写真ではバンドが飛び出たままですが、このままだとペダリングに接触するため切断しておきました。
なお本体は逆さにもマウント可能なため、電源を入れやすいよう逆さで使っています。
また、マウンタの爪を押すことで簡単に本体の着脱が可能となっています。
●KINETICの挙動
KINETICシリーズの特徴でもある加速度センサによる発光変化。
・通常走行時、停車時、加速時、ゆるい減速時(ブレーキを掛けない程度の速度低下)
通常走行時は3灯のLEDが点灯します。
・ブレーキを掛けた際の減速時
ブレーキを掛けたときにはさらに2灯が点灯します。
写真撮影の関係上、既存で点灯しているLEDも明るくなったように見えていますが、実際の挙動としては明るさは変わりません。単に追加の2灯が点灯するといった挙動となります。
ブレーキを掛けない自然速度低下では5灯発光にならないため、丁度いい制御になっていると思います。前後方向だけではなく、360°全方向の判定となっているようで、エレベータに乗ったとき、停止階直前で5灯発光にはなりますが。。。
電池は単4電池x2指定ですが、eneloop(パナループ)x2でも動作しました。
●まとめ
法規制対応、トレンドのブレーキ反応と、お値段を考えるとコスパはいいと思います。
トレンドは充電タイプですが、既存の電池を流用できるので乗り換えには良いと思います。
LEDの明るさに関しても十分で、後続車に対しても十分アピールが行えると思います。